
帆船「海王丸」の今年度最初の展帆作業が、射水市新湊で行われました。



船員やボランティア70人が協力して、全部で29枚の帆のうち20枚を広げたのよ!
海王丸について
- 海王丸は、日本の大型練習帆船で、1930年に進水しました。姉妹船には日本丸があります。
- 海の貴婦人と呼ばれる美しい姿で、59年間に106海里(地球約50周)を航海しました。
- これまで11,190名もの海の若者を育成しました。
- 1989年に引退した後は、富山県射水市の海王丸パークで展示・公開されています。
- 概ね月1回程度、ボランティアによる総帆展帆(すべての帆を広げるイベント)が行なわれています。
もくじ
海王丸パーク


海王丸パークのお天気は少し曇っていますが、爽やかな海風が吹く気持ちいい朝になりました。ホームページで確認したら「総帆展帆」が行なわれると知って行ってみましたよ。



海王丸の後ろには、新湊大橋が架かっていて、うっすら北アルプスも見えているわね^^
展帆作業が始まりました











マストの上から、海鳥を見下ろすのってどんな感じなんだろう。それにしてもすごいバランス感覚ですね。








午前10時頃に始まり、約90分間の展帆作業。船員やボランティア70人の皆さんがマストに登ったり帆をほどき、ロープを引っ張って帆を広げました。



みんなで声出して力を合わせて頑張っている姿が素晴らしかったなぁ~。見ていた観客からは大きな拍手が送られていましたよ!
海の貴婦人の姿








ボランティアの人数が15人ほど不足していて、全ての帆を広げる「総帆展帆」は出来なかったのですが、それでも「海の貴婦人」と言われる「海王丸」の優美な姿を楽しむ事が出来ました。



4月~11月までの間に10回ほど展帆作業が行われるそうです。
海王丸パークの詳細
- 住 所:富山県射水市海王町8 Googleマップ
- 電話番号:076-682-5181
- 駐車場:600台 無料
2023年の総帆展帆予定日
-
4月30日(日) -
5月 6日(土) -
5月28日(日) -
6月11日(日) - 7月17日(月・祝)海の日
- 8月20日(日)
- 9月 9日(土)
- 9月18日(月・祝)敬老の日
- 10月15日(日)
- 11月 3日(金・祝)文化の日
※雨天強風等、天候が悪い場合や新型コロナ感染等の状況により、中止する場合があります。
おしまいに
今回は全部で29枚ある帆をすべての帆を広げる「総帆展帆」は見る事が出来ませんでしたが、ボランティアの皆さんが一致協力して行う展帆作業は見応えがありましたよ。昨年よりボランティアの登録者が増えているようなので「総帆展帆」は次回以降のお楽しみということでwww。
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最後までご覧いただき有難うございました。では、また!!
コメント
コメント一覧 (6件)
展帆作業ってボランティアでも参加出来るんですね!
当然、経験者達なんでしょうけど・・・
でも参加できるなら参加してみたいですね!
こんばんは。いつもありがとうございます。
ボランティアになるために養成訓練を受けなくてはいけないようです。毎月1回、2日間の日程で実施しているそうです。
おはようございます。海の貴婦人海王丸、帆を張った姿がとても美しいですね!
それにしても、大変な作業のようですがボランティアの方も参加できるんですね。
一度帆を張るところを見に行きたいです~~~!
こんばんは。いつもありがとうございます。
そうなんですよ。作業をしているところを眺めているのも飽きませんでした。やっぱり総帆展帆で全部の帆が広がる姿を見たいです^^
ボランティアという行為も
我が国ですっかり定着しましたね。
時代の変化を感じます。
明日は大雨の予報で気が重いですわ。
応援ぽち
こんばんは。いつもありがとうございます。
ボランティア精神なんて言葉を思い出します。船や海が好きでないとできないですよね。