こんにちは、MIZ(@takasho8)です。今回の記事はお魚の美味しい富山県の昆布〆についてお届けします。昆布〆は、昔から日本の料理文化において重要な役割を果たしてきました。特に富山県は昆布の消費量が全国一位として知られていて、昆布〆も伝統的な加工法の一つです。
- 昆布〆とは?その基本的な説明と歴史の紹介
- 昆布〆の魅力
- 料理への活用方法
- サスの昆布〆のおいしい食べ方
- サスの昆布〆の入手方法
昆布〆とは?
- 昆布〆の歴史:昆布〆の歴史は古く、日本の歴史と深く結びついています。海岸に近い地域では、昆布を収穫しやすくするために塩で洗い、乾燥させるという方法が古くから行われてきました。これにより、長期間保存することができる食材として重宝されました。
- 富山県の昆布〆:富山県は日本海に面し、昆布の生育に適した海域が広がっています。そのため、昆布の栽培や昆布〆が盛んに行われてきました。富山県では、昆布を塩水で洗い、塩をまぶしてから干し、乾燥させることで昆布〆を作ります。この昆布〆は、だしや食材として幅広く利用されています。

昆布〆の魅力
昆布〆には、旨味成分やミネラルが豊富に含まれており、料理において風味や味わいを引き立てる効果があります。特にサスの昆布〆は、以下のような効果が期待されます。
- 風味の向上:昆布〆をだしの材料として使うことで、料理全体の風味が向上します。昆布独特の香りやうま味が料理に広がり、深い味わいを演出します。
- 旨味の増加:昆布には天然のうま味成分であるグルタミン酸が含まれており、これが料理の旨味を引き立てます。昆布〆を使うことで、料理の味わいが豊かになることが期待されます。
- ミネラルの補給:昆布にはカルシウムやヨウ素などのミネラルが多く含まれています。これらの栄養素は健康に良い影響を与えるため、昆布〆を摂取することでミネラルの補給が可能です。
- 腸内環境の改善:昆布には食物繊維も含まれており、腸内環境の改善に寄与します。腸内の善玉菌を増やす効果があり、消化や代謝のサポートに役立ちます。

料理への活用方法
- 昆布〆の出汁巻き玉子(だし巻き玉子):サス昆布〆で取った出汁を使用して作るだし巻き玉子は、富山県の郷土料理の一つです。出汁の風味がたっぷりと感じられ、ふんわりとした玉子との相性が抜群です。
- 昆布〆のお吸い物:昆布〆を使っただしをベースにしたお吸い物は、日常の食卓でよく楽しまれています。具材は季節に応じて変わり、昆布のうま味がふんだんに味わえる一品です。
- 昆布〆の佃煮(つくだに):昆布〆を細切りにして炊き上げ、醤油や砂糖などで味付けした佃煮は、おつまみやご飯のお供として愛されています。昆布〆の風味が程よく効いています。
- 昆布〆の炊き込みご飯:ご飯を炊く際に昆布〆を一緒に炊き込むことで、ご飯に深い風味が広がります。具材や味付けをアレンジして、富山の旬の食材と一緒に楽しむことができます。
- 昆布〆のおにぎり:昆布〆を具材としておにぎりに入れることで、香り豊かなおにぎりが完成します。昆布のうま味がご飯と調和して、シンプルながら美味しい逸品になります。
- 昆布〆の酢の物:昆布〆を酢でさっぱりと漬け込んだ酢の物は、夏の食卓にぴったりです。昆布〆の風味が爽やかな酢の味と絶妙にマッチします。


これらは富山県の伝統的な料理の一部であり、地域の食材や風土を活かした味わい深い料理です。昆布〆の風味や旨味が、これらの料理に独特の魅力を加えています。お好みや季節に合わせて、ぜひ試してみてください。
サスの昆布〆を食べてみた
富山県は美しい自然と新鮮な海の幸が豊富なエリアで、その中でもサスの昆布〆は地元の風土を感じられる逸品です。今回は、サスの昆布〆の特徴やおいしい食べ方についてご紹介します。
地元のスーパーマーケットで購入


スーパーマーケットで購入できます。富山県は天然のいけすと言われている富山湾で獲れるお魚が最高に美味しいんです。街のスーパーマーケットでも新鮮で美味しいお刺身が簡単に手に入りますよ。
サスの昆布〆刺身


富山県では、「カジキ」のことを「サス」と言います。ちなみに、石川県では「サワラ」とも言います。厚みにもよりますが、500~1000円程度で気軽に購入できます。



定番はサス(カジキマグロ)の昆布締め。富山県の代名詞みたいになっています。
食べてみた


基本的には昆布を剥がして食べます。剥がした昆布は薄切りにして食べことが多いんですよ。



昆布ごとガブっといくのもいいんですが、昆布が噛切れないので食べにくいと思います。


昆布がサスの余分な水分を吸収して、かわりにサスには昆布の旨みがしみ込み、モッチリとした食感になっています。そのまま食べるとしっかりとした昆布の風味と適度な塩味が広がって、お酒好きの方にはたまらない一品です。



醤油につけなくても味がしっかりしていますよ。私はつける派なんですけどね^^
おしまいに
サス昆布〆は、そのまま食べても良し、料理のアクセントに使っても良し、いろいろな楽しみ方があります。その豊かな風味と味わいを、日常の食卓に取り入れていくことが、富山の美味しい文化を体感する一つの方法だと実感しました。これからも新たな食の発見を楽しみながら、地域の素材を大切にして料理を楽しんでいただきたいとと思います。富山県の美味しい昆布〆の味わいを共有できて、とても嬉しいです。ぜひ皆さんも、自分なりの昆布〆の楽しみ方を見つけてみてください。今すぐ昆布締めを食べたくなったあなたに! 富山まで足を延ばさなくても昆布締めはお取り寄せできます。詳しくはこちらからどうぞ。



最後までご覧いただき有難うございました。では、また!!
コメント
コメント一覧 (8件)
明日はキャンプに行くので
明日、明後日とブログはお休みします。
今年の夏の締めくくりのキャンプです^^
応援ぽち
こんばんは。
キャンプですか、楽しみですね。記事を楽しみにしています^^
今晩は。
いつもありがとうございます。
昆布〆大好きです。
今宵は、応援ポチして失礼いたします。
おはようございます。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
応援ぽち、ありがとうございます^^
大阪も昆布をよく利用します。
出汁は昆布だしが基本ですし
塩昆布やおぼろ昆布をよく食べます。
富山もそうですが西廻り航路の
松前船が運んできたんですよねぇ。
食文化って興味深いです。
応援ぽち
おはようございます。
そうですね、大阪といえば昆布ですよね。本当に食文化とは奥深いですね^^
昆布〆って鯛や平目のイメージだったけどカジキも昆布〆にするんですね!
ビールが進みそうですね(笑)
おはようございます。
富山ではカジキの昆布〆が定番なんですよ。ビールがめちゃくちゃ進みます( ´艸`)