黒部峡谷の入り口
猛暑続きの毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。今回は富山湾沿いから山へ駆け上がって黒部峡谷の入り口の宇奈月温泉を目指すルートです。富山県は海と山がめちゃくちゃ近いんですよ!!それにしても気温が37度はヤバすぎですね^^
宇奈月温泉駅へ向かいます

今回は暑さを避けるように日の出前に出発して、涼しい内に目的地である「黒部峡谷 宇奈月温泉」に到着する作戦です。路面の状況は良くて走りやすかったです。なんと道中にトロッコ電車が、、、いよいよ秘境の地に入っていきますよ。
美しい自然の中を走り抜けます

黒部川沿いを走り続けて、色濃い緑の中を上っていきますよ。

温泉街を抜ければ宇奈月温泉駅に到着です。
宇奈月温泉は黒部峡谷への玄関口

宇奈月温泉駅の駅前では、約60℃前後の温泉噴水が噴き上がっていて、その豊富な湯量を象徴しています。
黒部川電源開発で開かれた秘境
黒部峡谷は富山県東部に位置する黒部市の黒部川上流部で、日本一大きいダム「黒部ダム」があることと、日本一深いV字峡谷であることで知られています。トロッコ電車の愛称で親しまれている黒部峡谷鉄道が、黒部峡谷の秘境に走るようになるまでには、大変な黒部川電源開発の歴史があります。
黒部峡谷と鉄道の歴史

人々を寄せつけない秘境の地だった黒部峡谷は、降雨量が多く急峻な河川であるため、水力発電のための電源開発を行うのに適している地形でした。1923年に発電所建設に使用する資材運搬用鉄道として、トロッコ電車の敷設が開始され、それから電源開発のための工事は過酷を極めながらも、黒部川をさかのぼって柳河原、黒部川第二、黒部川第三、黒部川第四といくつもの発電所が建設されました。なかでも黒部川第四は通称「くろよん」と呼ばれ、世紀の大工事として今も語り継がれています。

資材運搬用だったトロッコ電車は、1953年に「黒部鉄道」として旅客輸送へと移行し、黒部峡谷の観光が栄えるようになりました。
大自然に向けて出発するトロッコ列車

ちょうどトロッコ電車が出発したところで、慌ててカメラを取り出し撮影しましたよwww。宇奈月から終点の欅平までの距離は20.1kmで、高低差400mを約1時間20分で結びます。黒部川の清流とともに絶景を楽しむ旅の始まりですね。ちなみに往路は進行方向に向かって右側の席が断然お勧めですよ。今回、私はお見送り係ですね、いってらっしゃーいwww。
真紅の鉄橋

新山彦橋はトロッコ電車が宇奈月駅を出発して最初に渡る真紅の鉄橋です。列車の音が山彦となって温泉街に響くことから名づけられました。真っ赤な脚橋と森の緑が壮観ですね。
おしまいに

トロッコ列車の模型がありましたー。今回は列車の旅は出来ませんでしたが、この景色を楽しんで、澄んだ空気を体いっぱいに取り入れながらのライドは気持ちい良かったです。また紅葉の時期に再訪したいと思います。
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